会社概要

経営者あいさつ

大戸信市

日本も高齢化社会を迎えると言われていながら、具体的な政策がなされないまま今日に至っている現状を鑑みると今の政府や政治家に政治を司る能力は無いようです。
場当たり的な政策しかできず、長期に亘る計画の策定が為されないままでは、私達は、自分の将来や自分の置かれている立場に於いては、自分自身で何とかするしか改善の方法は見当らないのではないでしょうか・・・。
私自身も親から頂いた丈夫な体で健康面では自分の事を顧みる事をしてきませんでしたが、一昨年、不慮の事故で頭を打ち障碍を負ってしまった事で初めて健康のありがたさ、何事も自分自身で出来る事のありがたさを再認識するに至りました。
それまで出来ていた事、出来る事が当たり前だった事が出来ない・・・
そのジレンマは、たぶん自分自身以外には、理解出来ない感情だと思います。
幸いにして私の障碍はそれ程、酷いものではない様で、時間と共に次第に改善されてきました。そんな中で私が感じた事は、困っている当事者が欲しいと思っているドンピシャの商品が世の中には、あまり無い事でした。
「帯に短し襷に長し」で工夫すれば、また、我慢すれば使える物は十分に取り揃っています。しかし、「欲しかったのはこれなんだよこれ!!」って言える物は、どうやら個人差があり、商品化する事が難しいようでした。
なんとか、それぞれの要望に合った用品を提供できないか考えている最中です。
今の科学技術は、大変進んでいますので、私たちがまだ知らない事が沢山あり、工夫次第でそれが、私達の生活を更に快適にしてくれると私は考えています。
こんな物があったら生活の質が向上するのになぁ・・・とのお考えがありましたら、私共にご提案下さい。一緒にみんなの為に本当に欲しい物を作っていきましょう。

株式会社 ジャパンビッグ商会
代表取締役 大戸 信市

会社概要

ドアの閉め忘れお知らせアラーム

平成17年9月1日株式会社エスコフューエルとして、エスコ事業(エネルギー節約事業)を営む会社として設立。
一年間、営業活動するも関東に於いてはまだ需要が無く、翌平成18年10月にジャパンビッグ商会に商号変更し、国産車の輸出事業を開始する。
順調に売り上げも推移していたが突然訪れた急激に進む円高に翻弄され事業は縮小化。
事業を始めた時には110円だった為替レートが90円になり、80円になった時には、事業存続が危ぶまれる状態だった。1万ドル=110万円で売れていた車が同じ金額で売れても1万ドル=80万円しか入金されないという異常事態だった。
そんな最中、平成22年3月に代表の大戸が事故により障碍を負ってしまった事を切っ掛けに事業を転換する。
自分が不自由になってしまった事をサポートできる器具をいろいろ探し回って気付いた事は、「本当に必要な物が無い」という事だった。必要としていない人が考えてあてがってくれる商品は数々在っても本当に欲しいと思う物が見当たらない。
そこで「ハンディを負った人に役に立つ商品を社会に提供していきたい」そんな考えが強く大戸を動かし、埼玉県の経営革新事業認定の承認をも受けるに至り、製品開発にも県の産業技術総合センターの協力を得て進める事で品質の良い完成度の高い商品を提供できる環境づくりが出来上がって来ている。

商品開発経緯

ドアの閉め忘れお知らせアラーム

株式会社ジャパンビッグ商会 代表取締役である私、大戸信市(おおとしんいち)が平成22年3月に怪我をしまして
頭を強く打った為に、障碍を負ってしまいました。怪我を負った当初は、状態が悪く、記憶する事や自分の行動が制御できず、
大変、周りの方々に迷惑をかけてしまっていたようです。
ようですと他人事の様に語っているのは、当時、骨折も20カ所以上していた為、
かなり強い痛み止めの薬による影響が大きく、殆ど当時の事を覚えていません。
数か月後、医療関係者の努力の甲斐あって、何とか退院できました。
薬の量が減り、自分の置かれている状態が分かり始めてくると自分自身のいろいろな事が以前と変わってしまっている事に気付きました。
物忘れがひどく、出したものを片付けたり、仕舞ったりする事が出来ない。
また、開けたドアを閉められない等の日常生活での支障が多々あり、
「自分は壊れてしまったんだ・・どうしたらいいだろう・・?」と葛藤の日々を過ごす中で、出来ない事は、器械に頼ろうと考えました。
まず最初にドアを閉め忘れた時に教えてくれる物を買いに行きました。最初は100円ショップに行き探してみましたが無くてホームセンターに行き、それでも見つからず、ホームセンターのアドバイザーの方に尋ねた所、「今までにその様な商品は見た事が無い」と言われたのでネットでも調べました。しかし、その様な商品は見つからず、仕方がないので、自分で作る事にしました。後輩に電気に詳しい者がいるので二人で相談しながら、簡単な装置を作り、便利に使用していました。
それにより、それまでストレスが溜まる一方だった生活から一部解放され快適な生活を取り戻せそうな気がしていた時に ある日、もしかしたら、自分と同じような症状の人たちが同じようにこのような物を欲しがっているかもしれないと考える様になり、母親が通っている施設で聴いてもらうと、そういう物があれば助かる、是非欲しいと言われ、商品化する事を考え始めました。
しかし、自分で使う程度での品質に問題は無かったのですが、商品として販売するとなるとそれなりに電池の持ちだとか、形状、色、音量等々、検討する余地は無数にあり、個人レベルでは解決できないと考え、県の産業技術総合センターに相談に行きました。そこでアドバイザー制度があり、専門家によるアドバイスが受けられることを知り、この制度を利用して約一年半の時間をかけて製品化に漕ぎ着けました。
製品化構想から約2年を費やしましたが使う人に使いやすい、「こんな物が欲しかったんだ」、と言われるような良い物が出来たと感じています。

株式会社 ジャパンビッグ商会
代表取締役 大戸 信市

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